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仙台水の道のルーツへ 仙台の水道管路の総延長は、現在約3400㎞。仙台と鹿児島の往復程の長い距離ですが、 そのルーツは伊達政宗公がつくった約44㎞の四ツ谷用水でした。
それでは一緒に、【水の道】のルーツをたどる時間旅行へ。
 
仙台水の道のルーツへ 水道局キャラクター
 ウォッターくん
今から約400年前、伊達政宗公が川村孫兵衛につくらせた四ツ谷用水は、「自然流下」の働きを利用し、仙台城下を網の目のように流れていました。広瀬川か
ら梅田川へそそぐ流れは、主
に生活用水として消防や炊事・
洗濯、雨水の排水用に使われ
ました。総延長は約44kmで、
現在もいくつかの面影(八幡
2丁目の洗い場跡、東北大学歯
学部構内の支倉堀跡等)が残さ
れています。
開口部(青葉区郷六) 監修:水の文化史研究家 佐藤昭典さん 大倉川の取水口。
1913(大正2)年から始まった水道創設工事で
つくられました。
青下ダムの工事で働いた方々。
たくさんの方にご尽力いただきました。
夏季の深刻な水不足に、
市内を給水車がかけめぐりました。
コレラなどの病気の流行で近代的な水道への要望が高まり、仙台で水道の供給が始まったのは1923(大正12)年のこと(※)。その後も人口増などで水の需要は増え続けたため、青下川に水源を求め、青下第1・2・3の3つのダムが1934(昭和9)年に建設されました。80年以上も前に青下水源地にできたダムが、今も現役なんて驚きですね。 ※給水開始当時の仙台市の人口は
 約11万8000人、給水人口は
 約2万6000人、水道普及率は
 約21%でした。
建設中の青下第一ダム 青下ダム旧管理事務所 建設中の茂庭浄水場。
現在仙台市内で1番大きな
浄水場です。
仙台水の道のルーツへ 仙台の水道は、全配水量の80%以上が「自然流下」による配水。自然流下とは、四ツ谷用水にも利用されていた知恵なのです。西から東へ傾斜している仙台の地形を活かし、高い場所に浄水場や配水所を設置することで、ポンプ等の動力利用を最小限にしています。自然の働きを利用して恵みの水を得ていた政宗公の先見性は、今も脈々と受け継がれているんですね。
仙台水の道のルーツへ 水道記念館では、今年4月に「水道のあゆみゾーン」をリニューアルオープン。仙台市の水道の歴史を分かりやすく紹介しています。展示の目玉は、汐留遺跡にあった伊達家江戸屋敷の「上水(水道)遺構」。木桶や木樋、伊達家の家紋入り木材などの実物を見ることができます。 今から約25年前、発掘調査が始まった東京の汐留で、江戸大名屋敷跡から、上水(水道)遺構が見つかりました。木桶や、水道管にあたる木樋などが発掘され、江戸時代の水事情を知るための貴重な資料となっています。 汐留遺跡発掘現場の様子 青葉区熊ケ根字大原道地内
TEL 393-2188(FAX兼用)
開館時間 9:30~16:00
休館日 月曜(祝日を除く)
祝日の翌日(土・日曜、祝日を除く)
※12月1日~3月31日は閉館
①②日本水道史 総論編(昭和42年発行)より  ③東京都教育委員会所蔵
 
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