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水を支える現場へ 水道局キャラクター
ウォッターくん
昼でも夜でも蛇口を開ければいつでも出てくる水道の水。
水がどうやってご家庭まで届けられているのか、今回は「水道管と水の流れ」についてご紹介します。
▲水道管
 交換の様子
水道管は人間の体に例えると血管です。体の健康管理と同じように定期的に点検し、安定的に水道水を届けられるよう、日々維持管理に努めています。 仙台の水道は耐震性を有する水道管の割合が86.8%(平成28年度)と積極的に耐震化に取り組ん でいます。 長く使っている水道管は、ひび割れやさびの進行等により水が漏れることがあります。水道水を安定的に届けるためにも、古くなった水道管から、地震に強い管に交換する工事を計画的に進めています。道路を何度も掘り返すのは、事前調査や新しい水道管の埋設、古い水道管の撤去等の作業があるためです。お客さまへの影響を少なくするため、断水や濁り水などが発生する工事は夜間に行う場合もあります。 仙台市内の地面の下に埋められている水道管は、現在なんと総延長が約3400㎞にも及びます。これは仙台と沖縄本島を往復できるほどの距離なんですよ。 水が漏れているところから発生する音を「音聴棒」という道具で確認します。水が流れている音が大きく聴こえる場合は、近くで漏水している可能性があります。漏水をそのままにすると水道水が無駄になるばかりか、道路の陥没の原因になることもあるため、早期発見・早期修繕に努めています。道路で漏水が発生した場合は、水道修繕受付センターと連携し、24時間365日対応しています。 ▲漏水調査の様子 浄水場でつくられた水道水はいったん配水所に貯められたあと、使用量の変化に応じた水量や水圧になっているかを監視しながら、安定的に水道水を届けられるよう管理しています。 水の使用量は、時間や季節、天候等によっても変わります。水がいつでも使えるように、浄水場でつくられた水道水は「水の貯蔵庫」である配水所に貯められて、そこから水道管を通ってご家庭に届きます。仙台市内には、約50カ所の配水所があります。 常に安定的に水を届けるために、水道施設の異常の有無や浄水場で作られる水の量、市内の「配水ブロック」ごとに配られる水の量や水圧などを計測し、24時間集中管理しています。そのデータを基に水道水の流れている量や水圧の変化をみることで、漏水を発見することもできます。 水道管や配水所などの情報を地図情報と
一体化させ、施設情報を一元管理しています。
水道施設の状態を集中管理し、
水量・水圧の監視・制御を行っています。
市内を地形や水の使用量などから約130の区域に分割しています。この分割した区域を配水ブロックと呼び、それぞれの水量や水圧を計測し、制御することで、適正な水量・水圧で水を届けることができます。また、水道管の破損事故などが発生した場合でも、その影響を分割した配水ブロックの中だけに留めることができるため、影響を最小限に抑えることもできます。 災害等で水道施設に大きな被害が発生した場合でも、水系の二系統化や隣接する配水ブロックから水を融通することができるように水道管を整備しています。このしくみによって、断水の影響を最小限に抑えながら早期復旧することができます。

水を支える現場へ 水の味に関係する成分のうち、おいしくする要素であるカルシウムとマグネシウムの合計量を硬度といい、水質を示す指標の一つになっています。一般的に外国産の水は硬度の高い硬水、日本の水は大半が軟水で、仙台の水道水も硬度が20〜40㎎/Lのまろやかな軟水です。ちなみに、繊細な味の緑茶には軟水が合うといわれ、コーヒーも豆の種類や焙煎等で異なりますが、軟水で入れると豆本来の香りや味を引出せるといわれています。 ※世界保健機関(WHO)による分類を参考
 
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仙台市水道サービス公社 304-0162

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