平成29年度
主な事業と決算のお知らせ

仙台市水道局では「仙台市水道事業中期経営計画(平成27~31年度)」に基づき、事業運営に取り組んでいます。
ここでは、平成29年度に実施した主な事業と決算の状況についてお知らせします。

主な事業

1.強くて安心な水道

①災害に強い施設・システムの整備
管路の更新・耐震化

約46億7,500万円

・老朽管など約24.4㎞を耐震性に優れた水道管へ更新

・災害医療の拠点となる病院への配水経路1ヵ所を耐震化

浄・配水施設の耐震化

約22億200万円

・荒巻配水所の更新や、茂庭浄水場配水池の耐震補強などを実施

配水ブロックの再編

約7,600万円

・適正な水量と水圧の管理、災害時の断水などの影響範囲を縮小するため、中田・芋沢配水ブロックを再編

②災害対応力の強化
災害時給水栓の設置

約3,600万円

・大規模災害時などに効果的な応急給水が実施できるよう、市立学校25校に設置(平成30年11月末109カ所設置済)

非常用自家発電設備の更新等

約3億2,100万円

・福岡浄水場の非常用自家発電設備の更新などを実施

③水質管理の徹底
高度浄水処理施設の導入

約2億4,400万円

・福岡浄水場に粉末活性炭注入設備を設置

2.エコで持続可能な水道

①環境に配慮した事業の推進
省エネルギー型機器への切り替え

約1億6,600万円※

※老朽更新費用を含む

・福岡浄水場の受変電設備の高効率機器への更新や、国見庁舎の受変電・照明設備の更新などを実施

②お客さま本位の事業の推進
■クレジットカード決済・基本料金の日割計算の導入

・さらなるサービスの充実を図るため、水道料金のクレジットカード決済や基本料金の日割計算を導入

③経営マネジメントの推進
■アセットマネジメントの推進

・水道施設の適切な維持管理や計画的な更新など、アセットマネジメント(資産管理)の取り組みを推進

決算

水道料金収入などの収益的収入が281億6,100万円となる一方で、人件費、物件費などの収益的支出が252億1,700万円となり、その結果、29億4,400万円の純利益(黒字)となりました。この純利益については、全額を減債積立金(借入金の返済に充てるための積立金)として積み立てました。

収益的収支

水道水をつくり、ご家庭にお届けするための財源と経費

収入281億6,100万円、お客さまからの水道料金231億2,800万円、その他50億3,300万円。支出252億1,700万円、純利益29億4,400万円、人件費32億2,200万円、物件費など75億5,800万円、受水費58億1,600万円※県などから浄水を購入する費用、減価償却費74億6,500万円※水道施設などの資産価値の目減り分を毎年の費用として計上したもの、支払利息11億5,600万円。
資本的収支

水道施設を建設・改良するために必要な財源と経費

収入67億5,000万円、損益勘定留保資金など91億1,700万円※減価償却費などの現金支出を伴わない費用などを充当、企業債54億3,300万円※国などからの借入金、その他13億1,700万円。支出158億6,700万円、建設改良費103億1,500万円※施設の建設・改良工事のための費用、企業債償還金55億5,200万円※国などからの借入金の元金の返済。

※各年度の決算は、こちらでもご紹介しています。

お問い合わせ

■企画財務課

TEL:022-304-0010FAX:022-249-2006

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