水道局の災害対策

東日本大震災では約23万戸が断水し、給水所では給水を受ける方々の長蛇の列ができ、混乱が生じました。このため、平成29年度までに、非常用飲料水貯水槽が設置されていない市内107の市立小学校に、地域の皆さまが給水所を開設できる「災害時給水栓」の設置を行う予定です。　給水所の開設に必要な用具類「災害時給水栓セット」を指定避難所の防災備蓄倉庫から取り出し、給水栓のある場所まで運びます。　｢災害時給水栓セット」から、
①手順書
②仮設給水蛇口
③給水ホース
④開閉ハンドル
⑤人工芝
を取り出します。　災害時給水栓と仮設給水蛇口を給水ホースで接続してから、仮設給水蛇口の4つの蛇口を全開にします。　水抜栓を通水方向に止まるまでまわしたら、開閉ハンドルでゆっくり1回転（どちらも反時計まわり）。蛇口から水が出始めます。　4つの蛇口から水が勢い良く出ますので、きれいになるまで流します（目安・3分程度）。防災備蓄倉庫に保管してある給水ホースは滅菌し、ビニールで密閉しています。
訓練の際には「訓練用ホース」をお貸ししますので、計画課管理係まで、事前にご連絡ください。