普段なにげなく口にしている仙台市の水道水。
実は仙台市水道局が独自で行っている150項目を含め、200項目以上の水質検査で徹底的にチェック。
厳しく水質管理をすることで、日々安全な水を提供しています。
水道水の水質検査は、毎日検査項目【3項目】と水質基準項目【51項目】が法令で義務付けられています。さらに仙台市水道局では、農薬類や病原生物、放射性物質など独自に150項目以上を加えた200項目以上の検査を実施しています。検査は高い精度で正確に行われ、結果は仙台市水道局のホームページなどで公表。信頼できるデータによって、水道水の高い安全性を確認しています。
水が美味しいと感じる要素のひとつに「におい」があります。仙台市水道局では、水道水の美味しさを損ねる「かび臭さ」に関連する物質を、ナノグラム(100万分の1ミリグラム)単位で徹底チェック。少しでも数値が上がったら活性炭注入などの浄水処理を施し、美味しさを損ねないよう厳しく管理しています。
こうした水道水の安全性や美味しさをより一層知ってもらうため、仙台市水道局ではお客さまを対象とした水の飲み比べ体験(きき水)や、水道水を美味しく飲むコツの体験を行うイベントを実施。水道水をご家庭でより一層美味しく飲むには、煮沸やくみ置きをしたり、冷蔵庫で冷やしたりと、ひと工夫を加えるのがおすすめです。
仙台市内の水道水は、主に6つの水源(ダム湖)と5つの浄水場(県広域水道を含む)を経て、各ご家庭にお届けしています。常に安全・安心、そして美味しく飲める水を皆さまのもとへ。それが仙台市水道局の使命です。
安全で美味しい「仙台の水道水」で防ごう!
近年、地球温暖化やヒートアイランド現象などの影響で熱中症になる人の数が急増しています。発症リスクは誰にでもありますが、特に子どもと高齢者は注意が必要です。本人が気をつけるだけでなく、家族や周囲もサポートを行って、みんなで熱中症を防ぎましょう。
乳幼児期から思春期前までの子どもは、発汗機能など体温の調節能力が未発達なため、体に熱がこもり体温が上昇しやすい傾向があります。また、幼児期の子どもは大人より身長が低いため地面からの照り返しの影響を強く受け、より一層熱中症のリスクが高まってしまいます。
自分自身で予防策が取りにくい子どもの熱中症を防ぐには、周囲の大人のサポートが必要です。顔が赤くひどく汗をかいている場合は、すぐに涼しい場所で休息を取らせましょう。こまめな水分補給で脱水状態を防ぐことも大切です。
高齢者は体温の調節機能の低下によって体に熱がこもりやすく、若者に比べて体内の水分量が減少し脱水状態に陥りやすいため、熱中症にかかりやすくなります。また、暑さやのどの渇きを感じにくくなっている上に、冷えやトイレの使用を嫌がって冷房の使用・水分の摂取を控えてしまい、熱中症のリスクを自ら高めてしまう人もいます。
高齢者の熱中症対策には、3食の食事を前提に、1日5~6回程度、のどが渇く前に少しずつ水を飲む「水分補給スケジュール」を立てることが有効です。水を飲むタイミングは、起床時、空腹時、お風呂の前後、就寝前など。特に気温が高い時や運動した時も、積極的に水分を補給しましょう。この取り組みを毎日続け、習慣化させることが大切です。