中高層建築物の給水方式は、以下の２種類に分類されます。

• 直結給水方式
• 受水槽給水方式

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直結給水方式

直結給水方式は、一般の低層住宅と同様に、配水管（水道局が所有・管理している道路内に埋設された水道管）内の水圧を利用して、受水槽を介することなく、各住戸等に直接給水する方式です。
直結給水方式には、配水管の水圧のみで５階程度の建物に給水する「直結直圧式」と、配水管の水圧を利用しつつ増圧設備によってさらに水圧を増加させ１５階程度までの建物に給水する「直結増圧式」があります。

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受水槽給水方式

受水槽給水方式は、配水管（水道局が所有・管理している道路内に埋設された水道管）から送られた水道水を受水槽にいったん貯留してから、建物内の各住戸等に給水する方式です。
受水槽給水方式には、受水槽に貯留された水道水を、屋上などに設けられた高置水槽に上げ、そこからの落差を利用して各住戸等に給水する「高置水槽式」や、加圧給水ポンプで水圧を加えて各住戸等に給水する「ポンプ直送式」があります。

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直結給水方式と受水槽給水方式のしくみ

それぞれ、配水管から枝分かれした先に設置する設備が異なります。

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