「水運用」とは、お客さまに常に安定的に給水するために、施設や水源水量・配水量などの情報をリアルタイムで一元管理し、水道施設全体の中で弾力的・効率的に水を運用することをいいます。

水運用システムについて

水道局では、これまで、複数ある配水系統間で相互に水を融通しあえるように各浄水場や配水池を配水幹線で接続し、配水経路の多系統化を図ってきました。同時に、給水区域をいくつかのブロックに分割して水量および水圧を管理する「ブロック配水システム」の構築を進めてきました。

このシステムの運用により、通常時には、送・配水経路の適切な選択や、エネルギー消費を考慮したきめ細やかな水運用を行っているほか、配水量と水圧の的確な把握が可能となることで、漏水調査の精度の向上、水圧の適正化など水資源の有効利用に効果を上げています。また、災害や事故などの非常時には、弾力的な水運用により、被害区域の縮小化・限定化を図り早期復旧に寄与しています。

「水運用の概要図、凡例(白色の施設は自己水配水所、紫色の施設は広域水道+自己水配水所、緑色の施設は広域水道配水所、黒の蝶型の印は配水幹線水ブロック)です。水源は七ヶ宿ダム、釜房ダム、青下ダム、大倉ダム、七北田ダム、宮床ダムがあり、その下流に南部山浄水場、茂庭浄水場、中原浄水場、国見浄水場、福岡浄水場があります。緑色ラインは県広域水道送配水管で、紫色ラインはループ化された配水幹線で、赤色ラインは中央配水幹線です。

ブロック配水システムについて

ブロック配水システムの運用にあたっては、「監視制御システム」と「施設管理システム」で構成された「水運用システム」を用いています。

水運用システムにより、局内の各担当部署と情報共有を図りつつ、各々の業務を行ううえで活用されています。

監視制御システム

水道施設全体が安定的、かつ経済的に管理・運用できるよう、取水・浄水・送水及びお客さまの蛇口一歩手前の配水ブロックまでの施設状態を常時監視するとともに、浄水場間の送配水量の調整や配水幹線の水量・水圧の遠方監視制御を行っています。

施設管理システム

地形情報に埋設管路の情報や工事完成図を一体化させ、施設情報の一元管理をしています。このシステムは、断水工事や管網計算・管路の設計など、水道局で行う多くの業務において活用されています。

この記事に関するお問い合わせ先

給水部 配水管理課 水運用係

〒982-8585
仙台市太白区南大野田29-1
電話番号:022-304-0033
ファクス番号:022-249-2022